クエン酸パックでも落ち切らなかった、蛇口の根元の汚れ
蛇口、全体的にはクエン酸効果でピカピカになるんですが
根元の部分はしつこい汚れがこびりついているようで、拭いてもこすってもどうにも・・・
なかなかの頑固な曲者
撃退しきれず、半ばあきらめていたところに朗報
なんと、木工用ボンドを塗るだけで取れてしまうと!?
早速トライ
「木工用ボンドで汚れを落とす」
具体的な方法とメリット・デメリット、他の活用パターンをまとめてみました!
木工用ボンドの使用法と結果
やり方は超カンタン!
「塗って▶乾かして▶剥がす」だけ
① 木工用ボンドを蛇口の根元まわりに一周ぐるりと塗ります
※
厚く塗りすぎると乾くまでに余計に時間がかかる、薄すぎると剥がすときに破けたりうまく取れないので加減が必要
↓
② しっかりと乾くまで待ちます
※
たっぷりめに塗っているので、目安は最低でも一晩はかかるかと
(たっぷり塗りすぎた私は3日ほどかかりました。泣)
↓
③ 乾いて透明になったボンドをはがすと、汚れもくっついて一緒に取れます
※
手だけでは剥がしにくかったので、常備している工具を使いました。汗
最初のきっかけができると、その後は手でも剥がしやすくなるので「へら」のようなものがあると良いと思います。
注意点は水
木工用ボンドは水溶性なので、水が残っていたりかかったりすると粘着力が弱くなってしまいます。
なので、蛇口根元の水分をしっかりと拭き取ってから塗ることが大切
乾くのにも時間がかるため、途中でうっかり水をかけてしまわないか心配な場合は、ラップをゆるく巻いておくなどで対策を
寝る前に塗って一晩おくなど、なるべく不自由しにくい時間を選ぶとよいでしょう。
結果(before→after)
実際の結果はこんな感じに
【before】
【after】
時間はかかったけど、汚れはだいぶ落ちた感
真上から見ると、けっこうな色の差ができていました。
なぜ木工用ボンドで汚れが落ちるのか?
蛇口の根元にこびりついた汚れの正体は、水垢
水道水に含まれるミネラル分が固まって結晶化し、かたく石のようにゴリゴリになってしまいます。
なので、スポンジとかで簡単にこすったくらいでは取れない。泣
木工用ボンドは木製の製品以外には、つきにくい性質があります。
金属や陶器などにはつかず、乾いた後に水垢や汚れのみを吸着しボンドと一緒に剥がれ落ちるという
なんとも有り難い裏ワザです。
蛇口だけではもったいない
ほかにも活用できないかと試してみました。
他にも汚れが落とせるところ
浴室
クエン酸で落ち切らなかった、浴室ドアの汚れ
【before】
【after】
結果的には、汚れは落ちる
けど、段差にボンドが入ってしまって剥がすのに苦労しました。(自業自得)
水溶性なので、水で濡らして拭く&こすることでなんとか対処
平らな部分には有効ですが、より気になる端のすき間部分には活用しがたく残念
ほかにも考えられるところを、以下にあげていきます。
リモコン類
とくに毎日よく触るテレビのリモコンは、手垢もつきやすく
凹凸のボタンのすき間にも、ホコリや汚れがたまりやすい
そこでリモコンの表面に、木工用ボンドをまんべんなく厚めに塗ります。
注意点は、やはりしっかりと乾かすこと
ボタンの間にボンドが残ってしまいます。
ガスレンジの溝
料理で油が飛び散ったり、ホコリがたまったり
ガスレンジの溝のすき間は、サッと拭いただけでは汚れを取り切りにくい場所
かといって放置したままでは、油汚れが蓄積されていきます。
そこで木工用ボンドを溝を埋めるように塗り、しっかり乾燥させてからはがすことが有効
換気扇
調理時の油汚れが気になるところ
油汚れがたっぷりついている羽の全面にボンドを塗って、しっかり乾かし剥がしていくことで油汚れを取り除けます。
しかし、換気扇の汚れはかなり頑固で落ちにくいことが多く
1回で十分な効果が得られないときは、2回、3回と繰り返し何度か試してみるとよいでしょう。
自転車のサビ
外に置きっぱなし、手入れも不十分だととくに
時間の経過とともにサビついてしまうこともある自転車
サビや汚れを覆うように、木工用ボンドを厚めに塗って乾かして剥がすことで、対策ができます。
木工用ボンドをつかうメリット・デメリット
メリット
粘着力が強いので、今まであきらめていた汚れが取れて気持ちがいい、嬉しい、チョットやみつきに(笑)
木工用ボンドは文具店やネット、100円ショップでもどこでも安価で手に入ります。
使い方もシンプルで簡単!
めんどくさがりで、出来るだけ手間や労力をかけたくない自分にもできる♪
デメリット
デメリットは、乾燥するのにけっこうな時間がかかること
しっかりめに厚めに塗ることで汚れが粘着してくれるので、どうしても待ち時間を要します。
塗ってから固まるまでは、触れたり使ったりできません。
使えなくなって不便になることを加味し、時間帯などにも気をつけたいところ
不器用な自分としては正直、塗り方や量の加減に苦戦しました。
出しすぎてしまったら、爪楊枝で伸ばしたりしつつ調整するのが得策かなと
メリット>デメリット
しかし、これまで落とせなかった汚れが落ちるというメリットは大きいので
手間なし簡単&低コスト>時間と調整
ずぼら掃除アイテムのひとつに「木工用ボンド」
おすすめです!
↑
速乾タイプの方が若干でも時間の短縮になりそう
まさかボンドが掃除に役立つとは
今まで使った記憶がなかったのですが
すっかり見直してしまいました。
汚さない環境づくりがいちばん
しかし結局
やっぱり究極に
汚れを落とす前に、汚さないこと
これが、最もシンプルでいちばんの方法だと、改めて悟ったのでした。
つまり、モノを置かないこと
これに尽きます。
今回のボンド掃除を機に、気づき直せてよかった
・ コップと歯ブラシを空中にかけ
・ 置き型ハンドソープをやめて、蛇口に牛乳石鹸を吊るし
・ 食器用洗剤はすぐ後ろの洗濯機の洗剤と一緒に置き
なぜ今まで直に置き続けていたのか反省しつつ
シンクまわりも浮かせる収納&モノを減らすきっかけになったことも、大きなメリットになりました。
>>>掃除・片づけをラクに【浮かせる収納】床に置かないのが簡単!
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